マルチャーとはマルチを張る機械のことです。
マルチとは地面に敷く資材のことで藁から紙のものそしてポリエチレンでできたものまでありますが、マルチャーは主に黒マルチなどと呼ばれるポリエチレンビニールを畑に展張する機械です。

人間がクワで溝をほってビニールの引っ張って裾を埋め戻す作業を一辺にやってくれる働き者です。これがないと例えば夫婦でやると「そっち引っ張りすぎ」「まがってる!」「性格がゆがんでるからだ!」「シワがつきすぎ!」「もうろくしたな!」など夫婦げんかの元にもなるのでそういった意味でも革命的な道具なのであります。

さてこの機械、あさひや農場の場合、トラクターで引っ張るのですが、今までは2台あるトラクターのうちの1台にしかついていませんでした。しかもお年寄りのトラクターの方にしかついてなかったので標高差150m距離3km以上離れた畑を移動しての作業は大変面倒で負担の大きいものでした。

今年はもう一台のトラクターに付くようにステイという取付台をもう一台のトラクターに付けました。これで機動的即応的な作業が可能になります。

しかしこのマルチャー、ビニールという人工物を勝手に自然の土壌に埋め込むわけですから、規格化された工業製品同士をくっつけるのと違って、土質や耕耘ロータリーとの位置関係やら様々な条件によってうまくビニールが転調しない場合があります。幾つもの調整箇所を調整して行かないとビニールをぴしっと貼れません。

スケートの選手が空気抵抗を考えてダボダボの服を着ないでぴしっとした全身タイツを着るように、ぴしっと貼ってないで少しでもたるみがあるマルチは風の抵抗を受けて剥がされてしまいます。

今日はマルチャーの調整をしながらのマルチ張りでした。地温を下げる白マルチをレタス用に、地温を上げる黒マルチを大根用に貼りました。

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