私が新規就農した頃はまだ有機農業もまだ思想の延長線上にあって、

産業というより生き方で有機の道に入った方が多かったような気がします。

若さこそが最高の武器でやる気と体力が重要な要素でした。私もその1人でした。

試行錯誤の連続でお金があったとしても非常に投資効率の悪いものでした。



14年たった今は流通形態も技術体系も確立して来ており、産業としての地位は向上してきたようです。

その結果、昔ならやる気だけあって経営感覚のない人が参入しがちな有機でしたが、

今ではやる気の上に都会で経営感覚を身につけたアラフォー世代の有機農業進出が目覚しいです。

私と同世代だけど私と違って都会でいろんな経験を積まれて来た方々が同じ地域にどんどん来るのは

私には魅力的でいつも非常に勉強になっています。



今年から私の地域で研修をしている方で都会で夫婦で塾を経営してされてきた方がいます。

大手の学習塾が乱立する中、生き残ってきたそのスキルとセンスはきっと有機の世界でも役に立つでしょう。



そんな未来を奥さんのブログに垣間見れたのでご紹介します。

寺子屋日記 | こたえ

 

いろいろな人生を積んできた方たちの発言らしく、重く明るく生々しいですね。

「答えは求めるもの」

確かに「答え」って知るものではなく求めるものなのかもしれません。

推理小説は最後だけ読めばいいのか?

子供の悩みになんでも答えれる親と一緒に悩んでしまう親ではどっちがいいのだろうか?

神が我々に与える人生最後の答えが死だとして、そこまでの過程は重要ではないのか?





私達には有機農業に答えもマニュアルもなく試行錯誤で色々失敗を重ねてきた経験があります。

そういう「答えを見つける作業」をしてきたから我々には価値があるんだ!

とは言いません。

なぜなら、そんな答えなどないからです。

もしそんな答えを出したなら、人生はそこでおしまい。自殺するようなもの。傘もささずに雨の中、飛行機から飛び降りるようなもの。

 

きっと自分の経験は間違ってなかったんだ!という答えを求め、

これからもそれを証明していく。



それが私には重要であって、

他産業から農業に転入する方たちにも大切にしていって欲しいところ、



なんてのは今更だね。スミマセンデシタ