出荷先の業者さんのレターに載せるので1200文字で何か書くように言われたので自己紹介がてらに原稿を書いてみました。

あさひや農場の簡単な履歴みたいなことも書いてあるので宜しければご参照ください。カッコ内はブログ向けの補足です。
締め切りギリギリで書いて1500文字から削ったので舌っ足らずなとこあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はじめまして!


長野県で新規就農14年目のあさひや農場の関谷です。
のらくら農場の萩原さんと一緒に有機農業研修をし共に織座農園の窪川さんを頼って佐久穂に根を下ろしました。
(どちらも同じ佐久穂町の有機農家です。)
 
就農後も火事でやら高速道路建設やらで住居も畑も不安定なまま、
しっかりとした投資もできずジリジリとやってきました。
ようやく畑が安定したのはここ数年のことです。
畑はまとめれば30000㎡の大きさですが、
実際には15箇所くらいの畑をあちこち移動しながら100以上種を蒔き、夫婦二人で耕しています。
 
就農当初は有機農業に対する思いの割に経営については「なんとなく食べていけるかな?」くらいに考えていたのですが、
今では子供も大学にやりたいし、
家も作らねば、農場ももっと投資して機械を入れたり出荷場に電球くらいぶら下げなければ、
そしてスタッフも探さねばと考えるとまだまだお金も必要だし頑張らねば痛感しています。
 
有機農家も社会で一生懸命生きていくという点では皆さんと変わらないのです。
 

有機農家はもはや特別な存在ではありません。

これまで闇の中を手探りで進んできた道が先人たちの努力によって切り開かれたからです。
科学が有機栽培理論に光を照らし栽培も容易になり、
多くの有機野菜流通業者の誕生とネットと宅急便の普及は有機農家は多くの販売方法をもたらしました。
有機JAS法で一定の法的定義がなされ、
有機農業推進法により公的な後押しもできました。
もちろん不完全な面は多々ありますが、それはどんなことでも有ることですよね。
でも確かなことは選択肢が増えたことです。
お客さんは色々な買い方ができるようになり、
有機農家も色々なスタイルでの有機農業が可能になったのです。
 
ですから同じ有機でも栽培方法も経営形態も千種万別です。
 

こんな時代によく言われる「消費者教育」とはなんでしょうか?

僕はこの「消費者教育」という言葉が嫌いなのですが、
簡単に言えば「みんなそれぞれ都合のいい事言っている」くらいに受け取って構わないと思います。
色々な有機農家や業者が色々こと言っていますから見比べてから選択していただければと思います。
もちろん私も自分の野菜のことや考えを皆さんに説明するのに手を惜しみません。
しかし私にとって大事なのは皆さんお客さんのお話です。
何を求め、何が不便で、お子さんは何を残すのか?
そういう「生産者教育」を是非聞かせて欲しいです。
名古屋生活クラブは冬にお客さんとの交流会があるのが、近年手が回らなくて農場から離れられない私にとっての貴重な交流の場です。(名古屋生活クラブは当原稿をレターに入れていただく宅配業者さんです)
この冬もあるといいのですが、ぜひお話しにいらしてください。
 
自然の恵みである畑の都合とお客さんの都合を最適化するのが私の仕事です。
皆さんの声なしではこの仕事は完成しないのです。
 
で、そしてその後、
名古屋生活クラブのお客様窓口に電話して「あさひや農場の野菜をもっと取り扱って」と要望していただければ言うことなしなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな感じで最後はしっかり宣伝でした。(掲載されなかったり。。)



とまあ、あさひや農場は皆様の声にとっても興味がある農場です。

せっかく野菜を直接買うのですからなんでも聞いちゃったほうがお得ですよ。
そりゃまあ畑の都合もあるのでご意見ご要望のすべてが叶うわけではなく、
それはそれで畑と相談させていただく。
それが私たちの仕事なのです。
 
ってかくと大げさですが、これって世間の業種じゃふつうのコトですよね。
有機農家ももう社会の中で普通に在るべき、普通に取り扱われるべき時代なのです。
 
それは有機農業が特別であることよりもきっと良いことに違いありません。

 

このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`evernote` not found]
LINEで送る