有機農業準備勉強会「植物生理と有機栽培」on Skype

長野有機農研穀物野菜部会ではこれから農業を始める方向けにスカイプにて有機農業準備勉強会「植物生理と有機栽培」を行います。

講師はあさひや農場関谷とのらくら農場萩原で、(株)ジャパンバイオファーム社小祝政明氏のパワーポイントによる講演資料を紐解きながら、
有機農業はもとより、慣行農法、自然農法、無肥料栽培を問わず人間の都合で決めた農法以前の「植物そのものの生理」をまずは理解していきたいと思います。
これから就農する皆さんが「~農法」と道を踏み出す前に聞いていただければ、より広い目でこれからの道を探れるのではないかと思います。
 
勉強会はスカイプで行い。スカイプによる音声とテキストチャット、及びスカイプの画面共有機能によるパワーポイント同時閲覧で行います。また情報共有用にグーグルドキュメントも使用しますので、必ずスカイプ(無料会員で参加可能)とグーグルドキュメントを使える状態でご参加願います。
 
 
開催日時;2012年12月6日19:30~22;30
場所;スカイプにて
募集人員;3名
募集対象;就農を考えている人、研修中の方、1から学びたい方
参加資格;自力でスカイプとグーグルドキュメントを利用できる方(利用する方法を学べる方)
申し込み方法;12月4日までにご自分のスカイプIDとGmailアドレスを明記の上、お名前等簡単な自己紹介を添えてあさひや農場関谷までお申し込み下さい。自己紹介を見てよく素性が分からない人はお断りすることがあります。申し込みはあさひや農場関谷(info@asahiyanoujou.jp)までお願いします。
 
参加費;無料
主催;長野県有機農業研究会穀物野菜部会
 
 
*基本的に当勉強会は講師2農場の研修生の教育目的に行うものを一般に公開するものです。
*当勉強会は(株)ジャパンバイオファーム社小祝政明氏の講演内容に準拠します。より詳しく学びたい方は、(株)ジャパンバイオファーム社の講演会等への参加をお勧めします。なお当勉強会で使用する(株)ジャパンバイオファーム社小祝政明氏作成の資料の権利はすべて、(株)ジャパンバイオファーム社小祝政明にあり、当勉強会では資料そのものの配布は行いません。
*「長野有機農研のような非営利団体において営利企業である一肥料会社の資料を中心に話を進めるとは何事か!」というご意見もあるかとは思いますが、「非営利の有機農業を研究する団体」で今回使用する資料のようなものを作られている団体が見つかりませんでした。ご紹介いただければ幸いです。

有機農業準備勉強会「植物生理と有機栽培」on Skype” に対して7件のコメントがあります。

  1. 萩原紀行 より:

    関谷さんお疲れ様でした。

    相変わらず、根本生理の説明が上手で、僕が初心者の立場で聞いてもすごくわかりやすいです。

    「ああ、こうやって説明すればいいのか~。」と、別の部分でも勉強になります。さすがでした。

    おそらくこの理論を実践するのには、品種を絞ったある程度専作タイプの経営の方が、体系化しやすいのが事実だと思われます。

    植物を主語にすると、単作であろうと、多品種であろうと生産者が栽培をおろそかにしたら負けは負けになります。

    しかし、僕らのように多品種ですと、「わかっちゃいるけどやってられねー。」というような作業上のボトルネックに突き当たります。植物生理に沿った栽培管理技術をどうやって実現するのかというのが課題になります。

    多品種型経営は非常に非効率です。作業が複雑すぎて、スタッフ育成のコストも大変かかります。(楽しいですけどね)多品種は決しておすすめできる経営ではありませんが、それでも、それを言い訳にせず、多品種でさらに植物生理に沿った栽培や経営をどうやってやっていくのかがこれからの知恵の出しどころだと思います。みんなで知恵出し合っていきましょう!僕も教えてもらいたいことだらけです。

    萩原紀行

  2. 甲田将一 より:

    関谷様、萩原様、講習会に参加された皆様

    貴重な場を設けて下さりありがとうございました。

    経験や勘で語られることが多い部分を、科学的に理解することができ、大変勉強になりました。

    加えて、関谷さんの講義と萩原さんのほ場での適用事例の紹介を聞き、

    知識を習得したうえで、実際の栽培に生かし、結果を自身で確かめることによって

    経験として蓄積されてゆくことがよくわかりました。

    本当にありがとうございました。

  3. 池田 慶江 より:

    関谷さま

    萩原さま

    先日の勉強会、由井さん(まなみさん)からお誘いをしていただき参加させていただきました
    池田です。

     

    突然の参加でもをこころよく受け入れていただきましてどうもありがとうございました。
    (都合により、途中で退席させていただいてしまい失礼しました)
     

    まなみさんにも伝えましたが、とても恥ずかしいことですが、私にとっては初めて聞く言葉ばかりで、みなさんがお話しになっていたことの多くについてわからないことだらけなんだということがよく分かった時間でした。
     

    これまで、知識もなかったこともありますが、そういった化学的な見解から作業を進めるといった意識を持たずにいましたので、今回うかがったお話しのどれもが新鮮で、植物の持つ生命力をまた違った角度から学ばせていただけたような気持ちです。

     

    お二人がこれまで学ばれてきた知識や経験の深さと、日々の忙しい作業が続く中でも、このような勉強会を企画準備されていることを本当に尊敬する思いです。

     

    小祝さんの本も、まなみさんから貸していただきましたので、この冬にでも読ませていただき勉強してみたいと思っています。
     

    この度は貴重なお話しを聞かせていただきまして本当にどうもありがとうございました。

    池田

     

     

  4. 吉田肇 より:

    関谷さん、萩原さん、勉強会に参加されたみなさん。

    先日は、佐久の皆さんの勉強会に参加させていただきありがとうございました。いつもながら深い内容を分かりやすく説明していただき、とても参考になりました(^^;

     

    小祝さんの有機栽培の理論は、曖昧で感覚的な表現も少なくない有機栽培の世界を科学的かつ化学的に明瞭に追求されていると感じており、とても大切なアプローチと思っております。私も現場の様々な状況に合わせて、資材の選び方、与え方、タイミングなどを応用して使えるようになれればと思いました。

     

    今後、小祝さんの講座や関谷さん、萩原さんの農場での実践編なども企画していただけるようですと、大変にありがたいです。

     

    私は、新潟に近い小谷村の共働学舎というところにおります。今回の勉強会に参加された皆さんが、もし近くなどを通ることがあれば気軽にお立ち寄りください。

     

    今は野菜や米の販売は専業農家の方のようにはしていませんが、自給自足的な生活をしているので、そのようなことに興味がある人には面白いところだと思います。

     

    信州共働学舎

    http://www.kyodogakusya.or.jp/shinsyu/index.html

     

    また、機会がありましたら、いろいろと情報交換などさせていただけるとありがたいです。今後ともよろしくお願いします。

  5. 丸角拓也 より:

     

    関谷さま

    萩原さま

     

    このたびは勉強会の開催ありがとうございました。

    お忙しい中、このような貴重な機会を設けていただき感謝申し上げます。

     

    今回の勉強会で特に感じた部分は、知識としてたぶんそうだろうなぁ~と

    感じていた所の根本的な理解ができたことです。

    腑に落ちたというか、話を聞いていてとても「しっくり」きました。

     

    その中でも実践的なお話で萩原さんから教えていただいた

    「擬似光合成」のご説明には目からうろこが落ちた気分です。

     

    お恥ずかしい話、まだまだ勉強をしなければならない事もたくさんあると

    感じさせていただきましたし、学ぶべき方向性もはっきりしたので

    とても良い勉強会だったと思います。

     

    また経営面の準備講座などの開催もご検討いただけるのでしたら

    ぜひよろしくお願いいたします!

     

    本当にありがとうございました!

     

    丸角

  6. いけだショウイチ より:

     

    関谷さん

    遅くなりましたが、勉強会の開催、ありがとうございました。

    とても、よかったです。本を読んで参加したのですが、理解が深まったと思います。もう一度本を読み返して、さらに理解を深めたいと思います。

    研修が終わったばかりの人間としては、この植物生理の話が実際にはどう関わってくるのか実践編を開催して頂くとありがたいです。

    準備など大変かと思いますが、ご検討をよろしくお願いします。

     

    1. ありがとうございます。

      実践編はご要望多ければ萩原さんと相談してやりたいと思います。
      無ければ個人的に飲みながらでも=

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