厳冬期のハウス管理

今年もいよいよ最後の出荷週となりました。

年を越すと1月8日着便の野菜からの出荷になります。
1月からの野菜はハウスのターツァイ、小松菜、ほうれんそうが葉物の中心になります。
ほかは12月と同じような根菜類中心になりますが、
機会があれば昨年評判の高かった仲間の農家のヤマイモや秋にお届けした里芋などもお届けできたらと思います。
今年はハウスの葉物の傷みも少ないような気がします。
寒いには寒いのですが防寒に掛ける布を単純に2重3重にして朝晩こまめに開け閉めして太陽にさらすことで
光合成をしっかりさせて寒さにも慣らしてることが大事なのかもしれません。
またその他にも水をあまりやりすぎると地面が凍ってしまうので、噴霧器で霧状にして水を葉っぱから吸わせています。
そこには300倍くらいに薄まるように「穀物酢」を入れています。
これなら葉っぱから不足する炭水化物を酢で与えることもできます。
 
噴霧に使う機械は「農薬散布機」ですがもちろん農薬は使用していません。
酢や納豆菌などを噴霧するために使っている機械です。
傍から見ると農薬をまいてるように疑われそうですが、
マスクもしていませんし、だいたい匂いで酢と分かるようです。
 
今期はあと1ヶ月ほどの出荷になりますが、
細々とでも出荷は続けていきたいと思っています。
来年も宜しくお願いします。
 
今週の野菜セットは
法蓮草、ターツァイ、ジャガイモ、人参、玄米餅、白かぼちゃ、大根、下仁田ネギ
Lセットはこれに、くらかけ豆、玉ねぎ、オークリーフミックス、赤法蓮草が加わります。

厳冬期のハウス管理” に対して2件のコメントがあります。

  1. 家族は何故かサルと呼ぶ より:

    間口4.3m長さ13mのビニールハウス4棟、内一棟は格納用です。二年前全部潰れました、今まで雪害など
    全く経験が無く無防備だったのです。せいぜい20cmくらい、それがその時は70cmでした。
    明日また雪になると妻が心配しているのでネットにて対策情報を探していてこのページに出会いました。役人が書いたものではない、現場で実際に行っている人の記事は圧倒的な説得力です、ありがとうございます。私は群馬です、此れからもときどきお邪魔します宜しくお願いいたします。支柱と練炭明日買いに行きます。

    1. こんにちは! FACEBOOKはご利用でしょうか?あそこ見てると全国の仲間たちが雪と奮闘してる様が伝わってくるのでこちらまで頑張ろうと思ってしまいます。もしやってたら是非申請お願いします。
      またハウスの練炭で一酸化中毒もありうるのでぜひぜひ気をつけて理優してください。今後とも宜しくお願いします。

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