あさひや農場放射能検査結果

先日あさひや農場が出荷している流通業者さんの協力であさひや農場の野菜のうちキュウリとトウモロコシについて放射能検査をして頂きました。詳細についてはまだ不明ですが、「不検出」という結果をいただきましたことをとりあえずご報告させて頂きます。「不検出」とは検測機で測定できないくらい値が小さいということです。もちろん0かもしれないし、幾らかの数値があるのかもしれません。仮に数値があるとしてもその放射性物質が原発のものなのか、自然界にもとから存在したものなのかこれは今の段階ではわかりません。また、今回の測定器の検出限界がどれくらいのものかも今の段階では報告を受けていないのでわかりません。
しかし「不検出」と言う結果だけでもほっと安堵しております。どんな風の流れであさひや農場の畑が放射能のホットスポットになってるかもわかりませんし、万が一ということもあります。特にキュウリのように毎日収穫していくものと違ってトウモロコシなどは5月から吸収してきた栄養分が一気にトウモロコシにたまるので放射能の影響も受けやすいと思われます。そういった中でとりあえず「不検出」が出たのは喜ばしいことで、安心しました。

当検査以外の放射能に関わる情報

周辺での慣行農法でのレタスなどからは現在のところ放射性物質は認められていません。
あさひや農場の位置する佐久穂町の小学校からは下記のような数値が出ました。(単位:Bq/kg )
佐久穂町ホームページ:学校施設での放射性物質測定結果について より抜粋

放射性ヨウ素 セシウム134 セシウム137
佐久西小学校 校庭 土 不検出 37 45
八千穂小学校 校庭 土 不検出 16 30
佐久西小学校プール 水 不検出 不検出 不検出
八千穂小学校プール 水 不検出 不検出 不検出
幾つか数値が出ていますが、許容できる問題のない数値と思われます。

肥料に含まれる可能性のある放射能について

関東から長野県を含む地域に農水省から堆肥の使用自粛要請が出ました。これは各肥料の安全性が確認されるまで肥料を自粛との要請です。あさひや農場では該当地域の肥料は殆ど使っておらずそのほとんどが袋詰されており雨に濡れないように保管しておりますので放射能の影響はないと思われます。また唯一使用する地元の堆肥も昨年から屋内で作られたものです。

今回の検査結果や他の情報から推定するに、現在あさひや農場の野菜は放射能物質に関しては安全な状況にあると思われます。今後も推移を見守っていきたいと思います。

大事なことは放射性物質が在るか無いかではなく、どれ位なのかということ

現在のところ検出されてはいませんが、大事なことは放射能が0であることを求めるのではなく、それが危険な数値かどうかということだと思います。もちろん0が好ましいですが、もう既に日本は被曝しています。そういった中でひたすら放射能0を追い求めるのではなく、総合的に見てより安全なものを選択していくというのが非常に理にかなっていますし、そうでないと長続きしません。放射能0を求めるあまりに野菜不足になったり、ストレスが溜まったり、経済的に困窮するなどは本末転倒です。放射能で気にすべきは発癌率の上昇です。これだってほんの数パーセント上がるだけです。もちろん上がらないほうがいいですが、放射能を減らせないなら他のことで発癌率を減らせばいいのです。いずれにしろ日本がこれからも世界の中でも乳児の生存率が高い国であり、平均寿命の高い国であることは変わりません。原発災害という災禍があってもなお、それだけこの国は世界でも恵まれているということだと思います。
それを維持するためにも、そして不幸にも癌になった人の社会的な医療費を稼ぐためにも、私たちはいっぱい元気に食べて、元気に働いていくしかないんじゃないかとあさひや農場は考えています。