あさひや農場 徳島へ

移転するわけではありません。

1月の30日から3日掛けて四国の徳島県まで有機農業の勉強にいって参ります。

オーガニックフェスタ 2015

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あさひや農場が実践する有機農業はBlof理論(生態系調和型農業理論の略)を基本としています。私たちが高校のときまでに習ったはずの「生物」「化学」「物理」の延長線上にある農法です。化学記号と計算式が飛び交うものですが、「生命力ある土作り」みたいな抽象的なものではないので分かりやすく御年配の農家さんでも飛び込めるものです。

科学的なので特別な資材を使用せず、身の回りにある単純なもの、「酢」や「砂糖」、はたまた「酵母」や「納豆」なども使ったりしますし、むしろ単純な水の使い方等がキーになったりします。
そういった科学的な農業は四国や中部地方、九州と言ったもともと大消費地とも遠く、お客さんとダイレクトに結びつきにくい不利な地が今では最先端地域になっています。

これらの「顔の見えない」地域ではまずは品質第一、長距離輸送にも耐えスーパーに並んでいてもおかしくない、そして味と栄養だけで選ばれる有機野菜を生み出しています。何よりそういった情報を産地同士で公開し競い合っている風土が刺激になります。たとえば野菜などは「糖度」「抗酸化力」「硝酸イオン」「ビタミンC」などで栄養価コンテストなどもやっています。
徳島はその中でも有機農業の最先端を行く土地です。
そこに日本全国の有機農業の猛者たちが集まるので、いろいろ情報やコネクション、そして刺激をもらえればと思っています。
この冬にはあさひや農場の技術もブラッシュアップして来春からはより高品質な野菜をお届けします。


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