あさひや農場の畑は標高の低い「馬越」と高い「頭無」(アタマナシではなくカシラナシ)の2つの地域に分散しています。そこで自走するトラクターなどは自分で行ったり来たりするのですが、
機械や肥料は軽トラに乗せて運びます。
重いものを載せたり降ろしたり、なるべく人間の腰を使わないように器具を使ったり、高さをかえたり、位置を変えたり配慮が必要です。
あさひや農場的には、腰が痛くなったら「負け」です。
「俺は馬鹿だー」と自分を罵ります。
人に使われてるならまだしも自分の職場で腰痛めたら精神的な打撃のほうが大きいくらいです。
そういうわけで200kgくらいある重量物もこんな感じで片足ずつ乗っけたりして移動。

下ろすのはチェーンブロック使います。

前はチェーンブロックも持って移動してたのですがちょっと工夫すればこの手の機械位なら簡単に載ることがわかったのでずいぶん楽になりました。
昨日、ジャガイモ植え終わり、今年は男爵を止め、キタアカリ、メークイン、十勝こがね、アンデス。ちょっとイモが足りなかったので10年ぶりくらいに大白を植えました。
大白は早くから出荷できるジャガイモで、白い肉質が特徴。さらっとして独特の味わいです。
他の作業は肥料まきまき、マルチはりはりでまだ畑は緑がない状態です。
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マッシュポテトに見つめられたいと思って、つい
11月17日の出荷野菜は蒸し野菜で
11月17日の発送の野菜セットは下記の通りです。
すべて有機肥料とミネラルを使い、化学肥料農薬除草剤は使用しておりません、
Mセットは
ネギ、ほうれん草、小松菜、
赤緑からし菜、あやめ雪蕪、人参、
スティックセニョール、キャベツ、味一番大根、白菜。
Lセットはこれに津軽赤かぶ、ブロッコリー、ミニトマト、カリフラワー、紫大根が加わります。
赤からし菜、あやめ雪蕪、赤かぶ、人参、紫大根がカラフルな彩りを放ちます。
この時期の野菜は甘みが多いので蒸し野菜がオススメ。
蒸し野菜は切って蒸すだけなのでとても簡単。
焦げる心配も無いし、生で食べても平気な野菜ばかりなので
調理も楽だし、油使わないので後片付けも楽チン。
今日の出荷の日の忙しいお昼ごはんはパパっと蒸し野菜でした。
紫大根とかも色落ちが少ないのがいいですね。
紫大根と人参が特に甘く、柔かでした。大満足。
トウモロコシ開花状況
あさひや農場のとうもろこしは4月下旬から6月下旬まで毎週種を撒いています。
こうすることで7月下旬から9月中旬までトウモロコシをずっとお送りすることができます。
最初の7月下旬分は定植時期がまだ寒い4月なので標高900mの温暖な地域で行いますが、
2回目からは標高1000mの広い畑で行います。
但しこの畑、周囲を酪農家の飼料用モロコシの畑に囲まれているため、
飼料用のトウモロコシの花粉をあさひや農場の美味しいトウモロコシが受粉してしまうと
とうもろこしの粒が硬くなってしまいます。
これを防ぐには飼料用のトウモロコシの花粉がとんでこないように数百m離して栽培するか、
飼料用トウモロコシと開花時期をずらす必要があります。
飼料用モロコシは高さ3mにもなる大きなもので開花までの日数は食用のものより長いです。
ですから同時に蒔いても開花が重なることはありません。
ですから酪農家さんたちが種をいつまくかがポイントで、蒔いたら1週間以内にその年のここの畑での播種を終えます。それがちょっとでも送れると開花が重なるのでいつもヒヤヒヤします。
今年は写真のように左端のこの畑の最後のトウモロコシの列が開花しても、
このトウモロコシ畑の向こうにある飼料用モロコシからは穂が出ていませんでした。
とりあえず花粉が交じることはなく安心しました。
900mでのトウモロコシの出荷を終えこちら1000mの収穫に入りますが、
すこしこのツナギに間が開いてしまいました。
トウモロコシセットの開始は8月5日からにしたいと思います。
トウモロコシセットのお申し込みは有機野菜のあさひや農場 » トウモロコシセットより行えます。
農薬を使わない栽培での8月のトウモロコシは平場では難しく、
こちらのような高原で可能になっています。
非常に珍しいものです。ぜひお試しください。
7月7日の宅配野菜
7月7日七夕の出荷内容です。
2000円セット
スナップエンドウ、キュウリ、ズッキーニ、玉レタス、ほうれん草、小松菜、カブ、大根、水菜。
3000円セットにはミニトマト、茄子、ピーマン、春菊、サニーレタスが入りました。
徐々に夏らしくなってきます。
スナップエンドウがよく採れているために多めに入れさせてもらっています。
生はもちろん卵とじなどなどでどうぞ。
サラダ系はボールの上でバリバリ手で砕いて、ボールに水入れてすすぎ、
その上にボールと同じ大きさのざるをかぶせてひっくり返して振ると素早く水が切れます。
で、ほんの少しの塩と胡椒で振ってさらにボールを振ればノンオイルの塩胡椒サラダ完成です。(3分)
ミニトマトはあさひやから独立したそらみファームのミニトマトです。
まだ天候不順なので酸味が強めです。
3000円セットは茄子、ピーマンと初物が顔を出し始めました。
以上すべて有機質肥料とミネラルで育った農薬不要故に無農薬の有機野菜です。
(非JAS有機なので個々の野菜に有機栽培の表示はできません)
スナップエンドウ順調
スナップエンドウが全盛です。
今年はキュウリ・ズッキーニがアブラムシにボコボコにされたにもかかわらず、
直ぐそばのスナップエンドウには来ませんでした。
よくスナップエンドウ特有の大型のアブラムシが枝に列をなして止まっていたものですが、
肥料がっぴったり入ったのでしょう、順調です。
写真は収穫後無調整のものです。奇形果や病変果が殆ど見られずミネラルが十分効いてるものと思われます。
現在では人の背丈よりも大きく生長しています。
30mほどのアーチで1日4kg採れてるのでまあまあでしょう。
問題はこれを長く続けること。
幸いこの雨で水分はあり、高畝なので酸素もあり、
あとは成り疲れないように追肥の勝負になります。
雨だと除草もうまくいきません
除草をいくらしても一度雨が降ると写真のようにびっしり草が生えてきます。

「上農は草を見ずして草を取る」といいます。こまめに地表を耕せば本当に草は生えません。とは言え雨が降ると耕すこともできず草はやはり生えてきます。それでもまだ写真くらいの草の大きさなら少し耕すだけで草は抜けます。ここから時間が経つに連れて草は大きくなり根も張るので時間と比例して除草の労力が増え、そのうち耕せなくなり草を抜かなければならなくなります、そうなるともう手に負えず作物は草の中に飲み込まれてしまいます。
そうならないようにこそこまめに除草する必要があるのですが、
雨だと機械で土を練ってしまうし、人力で鎌や草かきで除草しようとしてもドロドロだと鎌もすぐに切れなくなり、草の根が葉に絡まります。土も重く非常に効率が悪いです。
それでもほっとくわけにもいかないので僅かな晴れで畑が少しでも乾いたら一気に除草に入ります。
ジャガイモだとまず株元を人力で除草し、
その後に通路を管理機という機械で耕しながら除草し、同時に土をジャガイモの株元に寄せていきます。
下の写真のようになります(今年はジャガイモ欠株が目立ちます)
草はまた生えてきます。ジャガイモが地表を覆い、機械が入れなくなるまでこれを繰り返します、
同じようにネギや人参も除草していきます。
「今日を逃したら一年丸つぶれ。」
そんな日が1年に何日かあります。梅雨の晴れ間もそのひとつです。
とりあえず今のところ今年のあさひや農場では草に対して人類側が勝利を収めています。
虫食いと肥料
今年はキャベツが余りよく出来ませんでした。全体的に虫が多く、夏は旱魃で肥料が利かず小さいものが多かったです。秋になりようやくいいキャベツが出始めました。9月は雨が多く肥料が効いたのでしょう。まだ全体的には小ぶりですがみずみずしく仕上がってきて
います。
それでも綺麗に出来ているキャベツだけでなく虫食いがあるキャベツもあります。虫はかなりの部分を肥料設計で抑えられます。人間で言えば肥満にも栄養失調にもならないちょうどバランスの取れた健全な体を作る肥料を与えてあげることが必要です。人間で言えばご飯だけでなく、野菜も肉も海草や乳製品などをバランスよく摂取することで健康を維持できるのと同じです。
人間は疲れたときに甘いものや塩分を自分でも取りますし、理性もあるので偏食もしません。必要なときに必要な栄養を取らなかったり偏食をすると体を壊したりします。
植物は基本的に種が落ちたところの肥料を吸うことでいきますので、植物が生える場所の肥料分を人間が考えてあげねばなりません。本当は森を見ればわかるように、植物は自分たちで土を作り、その土地で生まれ死に、そして次世代の養分となって人間が肥料などを与えなくても生命が受け継がれていきますが、畑では野菜たちはその場で生涯を閉じません。次世代に受け継がれるはずの栄養分は皆様のところへ行ってしまいます。ですから畑では私たち農家が足りない分を補ってあげるのです。
しかし、ちゃんと肥料を計算してあれば十分なわけではありません。肥料は計算できても、水や光は天候次第です。水と光は相反します片方は晴天、片方は雨天に属するものです。光がなければ光合成は出来ず、水がなければ肥料は吸えません。
そんなわけで、なかなか肥料設計をしてもどうしても天候次第になってしまうところがあります。写真のように同じ時期に植えたキャベツでも植えた直後に雨が続くのか晴れが続くのかで肥料の利き方も変わり片方は虫も出ず、片方は虫食いがひどいといった風になります。また同じときに植えたものでもやはり一定数の犠牲が必要なのか、綺麗にそろったキャベツの中にたまに出荷できないほど虫にぼこぼこにされたキャベツがあったりします。虫たちも生き延びなきゃならないのでキャベツの防御機能にわずかに隙でもがあるキャベツに幼虫の産卵を集中するのでしょう。なかなか自然もしぶといです。(向こうたぶん同じ事を言っているでしょうけど。。)
梅雨の除草作業
◎今年は春先が寒かったため雑草の発生も遅かったので助かりました。しかし梅雨に入ってからは一雨降る度に草が生えていなかったところに一斉に草が生え、既に生えているところはグンと生長します。一番上の写真はキャベツの周りにびっしりと発芽した雑草。ついこの間、機械で耕して草を除草したばっかりです。キャベツの列の間は除草してくれるエンジン付の管理機で、株下は草かきという手除草道具で除草します。機械除草は畑が湿っているとできないので、梅雨の合間に一気に除草します。
● 農作物の除草の中で一番大変なのは人参かも知れませんん。人参は初期の成長が遅くすぐに雑草に飲み込まれてしまいます。昨年の梅雨は草に負けてしまいました。写真のように人参の生えていない人参の列と列の間は草かきで除草できますが、人参の生えている周りは手で除草しなければすぐに人参は痛んでしまいます、写真でハウスうい色の細いさんごのような葉っぱが人参で、太くて広い葉っぱは全部雑草です。脳外科手術の並み繊細な指先作業で人参の間に食い込んだ雑草を丁寧に抜いていくしかありません。
● 一番下の写真の緑色の筋が全部人参とその周りの雑草の列です。こうなちゃったらひたすら手で除草です。慣行栽培では除草剤もあるのでこの労力とコストはかかりません
● それでは、有機農家はいつまでも地道に雑草の抜いていかなければならないのか?その答えの1つが太陽熱除草です。写真左に2列あるビニールが太陽熱除草中の土地です。透明のビニールで覆って1ヶ月炎天下に晒すと雑草の種は絶えます。こうすると肥料も良くなじみ、土もやわらかくなり、害虫も減ります。例えは悪いですが、手で草を抜くのがナイフなら、太陽熱除草は核兵器並みの威力があるのです。
● とはいえ、問題もあります。まず太陽熱除草中の1ヶ月畑が使えなくなること。そして、天候次第では温度が上がらず、効果がないばかりか、ビニールのせいでちょうど雑草が育つのにいい感じの温度しか上がらず草が余計に生えてしまったりすることです。真夏向きの除草方法といえるでしょう。ちなみに3列の人参と雑草の列は春先に温度があがらず太陽熱除草が中途半端にしか効かなかったいい見本になります。
● ツイッター始めました。
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有機農場詳細はあさひや農場ページへ
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