対遺伝子組み換え作物ビールと生きることについて

意外と認識されてないけど、遺伝子組み換え小麦や大麦って出回ってません。
試験栽培とかはされてますが、商業ベースでは出回ってないんですよね。(わたしの知る限り)
遺伝子組み換え大豆やトウモロコシはすでに世界を席巻してますけど、
小麦はそんなこと無いので遺伝子組み換え穀物が心配な方はうどんやそうめんやパンを食べると良いのです。
で、食べ物は良いとして、人が生きていく上の必須要素であるビール。
「無人島にお酒一つ持って行くとしたら、なに?」
もちろんビールですね。(ビールを蒸留すれば濃い酒に濃縮転用可だし)

このビール。困ったことに結構「ビール」と表記してあってもコーンスターチとか使われています。
例えば当農場の名前をパクった酒造メーカーから出てる和名「超乾燥」は麦芽、ホップ、米、コーンスターチが原料です。
遺伝子組み換えがとても気になる場合、このコーンスターチが気になりますよね。
そんな人にオススメなのが、
サントリーのモルツとサッポロのヱビスです。
どちらも麦芽100%で有名です。
麦芽100%だから遺伝子組み換えフリー!

でもどうでしょう?
毎日エビスやモルツなどの高級ビールを潤沢に飲める人はこの世にどれだけいるでしょうか?
たぶん、人参の除草で汗まみれになったあとにヱビスなんて飲めるのは私の考える限りではエリート層、世界の富の80%を握るトップお金持ち5%くらいだと思うのです。
世界中の貧しい子どもたちにはとても毎日手が出せるシロモノではありません。

私としても、新規就農者の友人の結婚式で必要な「あの缶カラ」だけは

あの缶カラ

あの缶カラ

「さすがに祝い事にはヱビスでないとまずい」ということで新規就農者仲間と全財産はたいて毎晩飲んで空き缶を作りました。結構辛かった!

くじゅうのけつだんで全財産をはたいてヱビスビールをの空けていく新規就農者の絆は支笏湖よりも深い

くじゅうのけつだんで全財産をはたいてヱビスビールをの空けていく新規就農者の絆は支笏湖よりも深い

でもそういうのって、一般人がそうできるものではありません。
炎天下の草刈りのあとにビールが高価過ぎて飲めないで死んでしまうリスクと
炎天下の草刈りのあとに遺伝子組み換え発泡酒を飲んで発がん性とかなんかそういうのが万が一ひょっとしたら噂では増すリスク。
この2つを冷静に比べる必要があります。
トレードオフというやつです。
私は生きることを選択します。
たとえこの身が遺伝子組み換え作物に侵されようとも、です。

と、
訳わからない流れになってしまいましたが、
あさひや農場では遺伝子組み換え作物を使いません。
でも、気にもしていません。
我々人類が背負った使命からすれば、遺伝子組み換えなんてどうでもいいことだからです。

 


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