昨日今日と名古屋まで佐久町の生産者仲間と名古屋まで出荷先の生産者会議に行ってまいりました。

会議目的でしたが、手羽先やら土手焼きやら味噌カツやら朝喫茶やら名古屋ならではの味わいも楽しみにしていたのですが、

東京に行って「もんじゃ焼きや」がそこらじゅうにあるかと思ったら大間違いのように、

そういったお店が名古屋のそこらじゅうにある訳でもなく、

目的の半分も達成できずに帰ってまいりました。

もちろん生産者会議、そして消費者さんとの交流会は日頃、野菜とパソコンしか家族以外に語り合う相手がいない私にはとても刺激的でした。

しかし今回は名古屋で出会った苺ジャム、

名古屋から家に帰ってもまだ口の中に香りが残っている苺ジャムのことを書きたいと思います。

実はその苺ジャム、僕は食べていません。見てもいないし、商品を手に取ってもいません。

ただ、その生産者のお話を拝見しただけです。

その話も苺ジャムのセールストークとかではありません。

お話を頂いた方はわっぱ知多共働同事業所の所長の島田あきこさん。

苺3反、無農薬。これだけでも驚異です。(3反は最大時期で、現在は半反ちょいだそうです。)

例えばいちごの産地静岡県の慣行栽培のイチゴの農薬成分使用回数は54回(H19年特別栽培農産物表示ガイドラインによる)です。

これが0回です。



しかも、この明子さん。主婦でもあります。

収穫時期には一人朝早くから畑に出て収穫。ひたすら収穫。苺は背の低い作物ですから腰の負担も半端じゃないです。

これを毎日収穫しては、一個一個包丁でヘタを取るわけです。それをひたすら鍋で煮詰める。

忙しい時は息子さんを背中におんぶして煮詰める。

そういう事してると、息子さんが苺ジャムの香りに染まるそうです。

もちろん明子さん本人も苺臭い、じゃなくてストロベリーフレーバーですからその香りには気づきません。

でもやっぱり保育園に預けると、保育士さんたちから「息子さんは苺ジャムのいい香りがする」と指摘されて初めて気づくそうです。

僕はその話を聞いて時、もう口の中にどばーーーーーーーーーっと苺ジャムの香りが溢れてきました。

息子さんの苺ジャムの香りがイメージとして湧いて出てきたのでしょう。

何がすごいって、僕はその話を聞いたのは明子さんと一緒に昼ごはんを食べていて、

僕の口の中には「中華風肉豆腐」が入っていたんですよ!

苺ジャムのおかげで肉豆腐台無しです。肉豆腐が完全に苺ジャムの香りに!

その苺ジャム生産量が少ないので5月に作ってすく売り切れるそうです。

もう僕の頭の中には「絶対!絶対に!!5月に苺ジャムを買うのだ!」そればかり。

苺ジャムのおかげで生産者会議の内容まで台無し。


僕は無農薬だとか有機だとか食品の安全性だとかよりも、そう言うのを大事にしたい。

そんな物語だけでお腹が膨れるような野菜を作るのが夢です。

。。。とかどうでもよくて、本当に苺ジャムが食べたい。。。
今日はただそれだけ。

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