毎日飲んでもらいたいとろとろ人参ジュース

食べる人参ジュース

一般的なりんごジュースなどとミックスされている人参ジュースに慣れている方には「とろとろ」してて飲みにくいかもしれません。人参を丸ごと使い、繊維もそのままの人参ジュースです。
添加されているのは酸化防止目的の国産レモンと味を整えるための越前の海塩「百笑の塩」少々(約0.2%)です。

人参はあさひや農場の冬堀り人参「らいむ5寸」

あさひや農場で7月の終わりに蒔いた「らいむ5寸」を一番甘みの乗る霜も降り大地も凍てつき始める11月中旬から12月中旬にかけて掘ったものです。
栽培は有機栽培技術を駆使したもので、JAS有機認証に適合する有機肥料・ミネラル資材のみ使用。前作に緑肥も入れて炭水化とミネラルたっぷりの畑で育ちます。
もちろん栽培期間中、農薬・除草剤不使用。
あさひや農場でも周辺にお子様などが住んでいる畑を有機栽培専用の畑として使っています。

ジュース向きでない「らいむ5寸」でさらにとろとろ

使用している「らいむ5寸」は有機農家で言う「炭水化物型」の人参です。
硬めの人参でそもそもジューシーではない、
どちらかと言うと生で食べるよりも煮たり焼いたりすると美味しいカッチリとした人参です。
貯蔵性も高く、他の人参より春まで置いても傷みません。
水っぽくない分、ジュースにすると歩留まりが悪いという点でジュース向きではないのです。
あさひや農場の推測ではその分、繊維質も多く、おそらく美味しさのもととなる各種炭水化物生成物も多いのではないかと考えています。

十分に濃いので調理にも使えます。
特にカレーに入れると、トマトに入れたときのような酸っぱさが無いままとても甘くジューシーなカレーに仕上がります。さっと加熱してパスタにもおすすめです。
レシピ例 人参ジュースのパスタ

添加物は塩とレモンのみ

添加物は塩とレモンのみ使用しています。
レモンは国産の農薬不使用のもので酸化防止の役割です。ほとんどレモンの味を感じることのないかと思います。
塩は味を整える役割で0.2%ほど入っています。
こちらは以前は塩ではなく梅エキスが入ってたのですが、人参ジュースを調理に使う場合、梅エキスは加熱すると酸味が強くでたので有名な天然海塩に変えました。ジュースそのままでも梅エキスよりも塩のほうが味もさっぱりして、調理にも使えるのでジュースの使いみちが拡がりました。
その塩も2020年より東京農業大学の後輩の志野祐介が福井に移住して越前海岸で釜戸も一から手作り、山海の恵みが詰まった豊かな海水を濾過し、丁寧に薪火で焚き上げた天然海塩に替えさせていただきました。
塩はとても甘く美味しいのですが、なにより塩の造り手と越前海岸にお邪魔して見た海と背後に迫る山々の美しさと豊かさに惚れ込みました。
まだ無名の製塩所ですが、こちらも無名だからこそ敢えてこちらの塩を選ばさせていただいています。
志野製塩所

どこにでもある、そしてここにしか無いジュース

あさひや農場の人参ジュースと同じようなジュースは実は日本中の小規模有機農家がちょいちょい作っています。加工を委託しているのは、ほとんどの農家があさひや農場が利用している有限会社津南高原農産の加工所を使っています。
今の有機栽培技術だとどこの農場も似たような購入肥料を似たような施肥設計で行っているので、
あさひや農場の人参ジュースもまたどこにでもある、小さな有機農家が作りがちな人参ジュースです。
決して特別なものではありません。
だだし、あさひや農場の人参ジュースを飲んだことのある人、
あさひや農場を好きでいてくれる人、
なにより、この人参たちが育った佐久穂町の太陽や水、
その風を知っている人にとっては特別なジュースでありたい。
飲んだ人が何かを思い出してくれる、地方の造り酒屋の地元に愛される地酒のような人参ジュースを目指しています。

食卓やレストランに置いても目障りじゃない売り文句のないデザイン

売ることではなく食卓に置くことを目的にしたデザイン。

人参ジュースの鮮やかの黄橙色は目立ちますが、ラベルデザインはお客様の食卓はもちろん、レストランに並べても雰囲気を壊さないものにしてあります。
どうしてもスーパーや直売所ではじめてのお客さんに手にしてもらうには「新鮮!」とか「安心安全!」とかウリ文句を並べて訴求率を高くしたほうが手にとってもらえるのですが、
あさひや農場のコンセプトは長くお客さんに楽しんでもらうこと。
ですので、「当たり前のこと」は省略して、お客様の食卓に馴染んでもらうデザインにしました。


価格の秘密(高すぎる理由または安すぎる理由)

このタイプの人参ジュースを初めて買うお客様には「なんでこんなに高いの?」と思われるかもしれません。
無農薬の人参ジュースをしっかりジュースに加工してくれる加工所が新潟にしかなく、
往復送料もさることながら、小ロット生産ということで諸経費がどうしてもこれだけ掛かってしまいます。
ご理解の程お願いします。
逆にこのタイプの人参ジュースをよく知ってるお客様には「なんでこんなに安いの?」思われるかもしれません。購入する前に「ひょっとして水で薄めてるのか?」「農薬や化学肥料使ってるのではないか?」と質問を受けることもあります。
実は人参ジュースには下記の経費しか掛かっていません。
人参代(あさひや農場)+洗浄手間賃(あさひや農場)+加工賃(加工業者分)+加工往復運賃(運送業者分)
以上です。
あさひや農場は人参ジュースで売っていますが、
手取りとしては普通に人参をそのまま売るのと変わらない価格で販売してます。
ジュースにしたという理由で付加価値分を上乗せていません。付加価値を乗せる加工をしたのはあくまで津南高原農産さんで、
そこには十分の加工賃をお支払いしています。
本当ならあさひや農場は1年を通して「人参そのままのジュース」ではなく、
「人参そのまま」をお客様の食卓にお届けしたいと考えています。
それを可能にするのが1年を通してお届けできる人参ジュースという形であり、
それが可能になるのであれば人参代だけ回収できればあさひや農場としては十分です。
むしろお求めやすい価格にすることで決して贅沢品でない、
毎日の元気を補充する1品としてご利用頂ければ何よりです。

人参ジュースご購入先

地元を中心に下記販売店で販売しています。

地元のお店

黒澤酒造直営店ギャラリーくろさわ
小海線八千穂駅すぐそば

四つ目屋
佐久穂町国道141号線沿い酒屋さん

きっちん えみゅー
佐久穂町ツルヤすぐそばの町民キッチン。

佐久穂町農産物直売所
佐久穂町の農産物直売所 スーパーのツルヤそば
冬にはあさひや農場の野菜も置いてあります。

ヘルシーテラス佐久南
中部横断自動車道佐久南I.C降りてすぐ。佐久市の方や観光客にお買い求めていただいています。
小瓶は冷蔵してありますのでドライブの喉の潤いにもご利用いただけます。

県外のお店

株式会社坂の途中
京都や東京のお店、オンラインショップでお求めいただけます。
1本からお求めいただけますし、他にもこだわりの農産物が揃っています。

志野製塩所
人参ジュースの塩をお願いしている福井の製塩所さんです。
荒波砕ける海辺の直営店にて塩と一緒にあさひや農場の人参ジュースも取り扱っていただいています。

農家さん

Golden Green
佐久穂町の無農薬野菜宅配農家さんです。同じ新規就農者。無理のないきめ細かい対応で宅配専門で販売されてる農家さん。
野菜セットと一緒に人参ジュースもお買い上げ頂けます。

あさひや農場オンラインショップ

あさひや農場のオンラインショップからもお求めいただけます。
まとめ買いならここがお得です。