無農薬・有機・オーガニック野菜の表記について

JAS有機認証とあさひや農場

2000年10月に施行された改正JAS法によって、農林水産省が認めた機関の認証を受けないと「個々の野菜の包装に」「有機」と表示できないことになりました。 詳しく知りたい方は、以下の農林水産省のURLをご参照下さい。

農林水産省/有機食品の検査認証制度

 JAS有機認証について

農林水産省/有機食品の検査認証制度

このような認証は「知らない人が作った野菜を知らない人が買う」場合に必要なものです。あさひや農場でHP上で有機・無農薬と表記する場合、この検査認証制度に基づいたものではないことをご承知下さい。

あさひや農場で有機や無農薬で作ったと表記してるものに関しては
農薬・化学肥料を使用せず従来の有機栽培に準じた有機野菜を作っておりますが、「個々の包装に有機野菜・オーガニック・無農薬野菜であることを示す表示を表記する事は」出来ませんので、当店のオーガニック野菜をお取り扱いになる自然食品店様やレストラン様はこの点ご留意くださいますよう、お願いいたします。

特に「無農薬野菜」という表記は、認証の取得にかかわらず「野菜の包装に記載することは禁止」されています。 購入種子には農薬があらかじめ添加されていることも少なくありません。厳密に言えば、「土壌に残留した農薬や周辺圃場から飛散した農薬を含め、一切の残留農薬を含まない農産物」というものは地球上で作る事ができません。
あさひや農場で無農薬と表現する場合は農薬使用者が防除日誌につける農薬の使用覧に何も記載されていない状態を指します。

あさひや農場の「有機栽培」「無農薬」について

あさひや農場のJAS有機認証は取得しておりません。「あさひや農場の」ホームページなどで記載されている「有機野菜」「有機栽培」「オーガニック」「無農薬」は、下記のように準じて「独自の基準」をもとに掲載しています。

肥料について

・使用肥料はJAS有機認証に準拠します。

JAS有機認証では下記のように定められています。

有機野菜のあさひや農場 別表1 肥料及び土壌改良資材肥料及び土壌改良資材基準

農薬の不使用について

有機認証で認められている農薬

有機野菜のあさひや農場 別表2 農薬 別表3 種菌培養資材 別表4 薬剤 別表5 調製用等資材)は食酢以外は使用しません。お客さんが期待している有機栽培、そしてあさひや農場が考えてる有機栽培と相容れないと考えているからです。

購入種子・苗にあらかじめ使用されている農薬については生育後の残留量が僅少と推測されているため使用することがあります。

あさひや農場はこの点はそれほど重要でないと考えています。

畑について

あさひや農場では農薬を使用する圃場がありますが、無農薬の野菜を作る圃場とは明確に区分します。
あさひや農場は高齢化などで遊休農地となる畑を借りて1年目から有機農地として利用することがあります。あさひや農場が新規に借りる農地はそもそも低農薬栽培や遊休農地が多く、これらを継続して使用することでお客様が残留農薬からこうむる影響は皆無と考えているからです。

隣接する慣行農地との境界には可能な限り作業道や畦畔等の隔離距離を置くものとします。距離が保てない場合も可食部が慣行農地からの飛散農薬に晒されない作物(花豆やジャガイモ、トウモロコシなど)を作るように努めます。

その他資材について

ほうれん草
苗にペーパーポットを使用することがあります。

ネギ栽培、トウモロコシ栽培などで可能な限り使用後撤去することを前提に分解性マルチを使うことがあります。