発泡プラグポット1枚700円也
いよいよ育苗も始まるので苗箱を準備しました。
写真の白いのは全部新品の育苗箱です。
発泡スチロールでできてて箱には苗を育てる細かい穴が整列しています。
発泡プラグポット144穴700円 60枚
発泡プラグポット220穴700円 120枚
合計12万6千円
これに昨年買ったもの合わせて今年は約300枚のプラグポットを使いまわしていきます。
今まではこの発泡プラグポットの7分の1の値段で買えるプラスチックのプラグトレイを使ってたのですが、
地元の先輩白菜農家さんのアドバイスをもとに、
出来上がる苗の質や作業性などを考慮して発泡プラグポットに決めました。
プラグトレイを使ってる農家さんも地元にはいますし、7倍の価格差を考えると「うーん」と考えています。
それでもなるべくモデルとしている農家さんをまずは忠実にトレースするべきだろうと、
今回は育苗箱に新たに10万円以上の投資をすることにしました。
仮に白菜が1箱に10円分苗箱代乗っけると考えて1万5千ケースくらい出荷すれば元が取れるでしょうか?
もちろん、他のトラクターやトラックの投資に比べると安いものですが、
こういうのの積み重ね、
種代とか苗土代とかとか支払サイトの比較的短いものはボディーブローの様に効いてくるので、
気をつけねばなりません。
作業が不可逆的な農業ではその後の作業にも影響を与える苗作りは最優先される課題です。
逆に、トラクターやら各種資材での初期投資の大きい今年は広く浅く全方位に投資するのではなく、
なるべく確実で回収率の良いものに集中して投資する必要があります。
先日も書きましたが予定していた品目からサニーレタスとほうれん草を削ったのもこういった理由からです。
今年は作業が重ならず、資材が共有できるリーフレタス>玉レタス>白菜に集中して取り組みます。
発泡プラグポットは、どこで入手可能ですか?
1・2枚の小分けでも購入可能でしょうか?
私は地元の農協で買っていますが15枚単位での発注です。
笠原工業の製品なのでたいていの種苗屋や農業資材屋で在庫がなくても取り寄せてくれるとは思いますが、1~2枚で分けてくれるかはお店次第だと思います。
あさひや さん、
早速の情報、ありがとうございます。
プラスチック・セル・トレイはヤワなため土を入れると曲がったりして
取り扱い難く2・3枚重ねて使っていますが、比較的高価ながらも
発泡スチロールのセルトレイがあることを知りましたので、
調べていたところ、貴農場のブロッグに出会い、お伺いした次第です。
私は20坪ていどの家庭菜園を楽しんでいる者ですが、菜園仲間にも
発泡スチロールのセルトレイに興味のある人がおりますので
共同購入を含め、検討を進めてみたいと思います。
メーカー名も教えていただいたので、進めやすくなったと思っています。
ありがとうございました。
お役に立てて何よりです。
が、ちょっと気になるのが
「プラスチック・セル・トレイはヤワなため土を入れると曲がったりして
取り扱い難く2・3枚重ねて使っています」と言う記述です。
プラスチックセルトレイは基本的に「稲用の育苗箱」にセットして使うものです。
そうすることで種まきや日常管理もしっかり平らな状態で使えるようになります。
稲用の育苗箱とセルトレーのセットのほうが格安です。
もしその旨ご存知でなければ、そちらも調べてみてください。
瀬戸さん
使い勝手ですがプラグトレーに比べて管理時に下敷きの育苗箱が不要になります。
植え付けのときもこのまま台車に乗りますし、両手に一枚ずつ持って歩くのも可能です。
(プラグトレーでも下敷きなしならそれは可能ですが)
ただ収納にはかさばりますね。
あとはこっちのほうが重要なのですが、
苗土部への外気の影響が少ない分、揃いも良いのかもしれません。
実は私自身実感としてわかっておらず、現段階では周辺の先輩や仲間の農家の技術をトレースし、技術を共有する事が重要かなと思っているのが大きいです。
もちろん周りの農家も格安のプラグトレーのことは知っていて比べた上で発泡トレーにたどり着いたのだと思っています。
今後またプラグトレーとの違いが理解できたら追記させていただきますね。
こんにちは。参考になります。プラグトレイに比べて発泡の白いトレイの優位点はどのようなところなのでしょうか。使い勝手は良くなさそうなので、「なにか」があるのか、と思って見ていました。気になります。