楽するために一人先に行くのではなく周りを追いつかせる
明日は町内の有機農家GoldenGreenさん主催の新規就農者向けのパソコン教室です。
私はサポートに回り、有機農家および慣行農家の新規就農者のパソコン初心者さんが参加、うちの奥さんもお世話になります。
以前ご紹介した「とんとん」で日程調整して、みんなが出れる日に開催してもらいました。
今日メニュー
1 パソコンで何をするか?
2 パソコン得意なこと、苦手なこと
3 なぜパソコンを使いこなせないか
4 ホームページを作る前に
5 EXCELと何か?
6 EXCELをつかってみよう
7 もしも農家がEXCELを使ってみたら
以上のような本当に初心者向けの感じですが、
講義のレジメを見ると、具体的になぜパソコン使うのか?
どれだけお得になるのか?
そういう事が書いてあって、
パソコンという、農業に比べたらば恐ろしく単純で世界中の誰もができる共通の技術なんかよりももっと大事なパソコンを使う動機が見つかるように出来ています。単に親切からでみんなに教えるわけではありません。、
周りの人のパソコンの基礎レベルが向上することで得られる私たちのメリットが大きいからです。
どんなにパソコンに詳しい人の技術レベルが向上しても得られる効果は個人的なものです。
ネットの存在によりパソコンは個人のワークスペースからネットワークでのワークスペースへと変貌しています。
こういった情報を共有し共同でメリットを築こうとするとき、
「私はエクセル使えないから・・」「メールはたまにしかチェックしない」「スカイプとかよくわからない」とかいう人が一人いると、ものすごく作業が停滞するのです。実はエクセルもメールもスカイプも、同じ効果をパソコン無しですることのほうがコストも時間もかかり、それを補う仕事技術ももっと高レベルなものが必要なんですが、それがわからない。そのメリットデメリットがわからないのです。
世界中誰でもできるように開発された技術を「わからない」という理由でこれから何十年も放置されたのでは正直周りが迷惑なんですよね。
そしてこう言うのは、自分一人で勉強するより、誰かに聞いちゃったほうが早かったりします。
私はwordpressというCMSソフトでブログ群をかなり自由にデザインできるようになりましたが、これを学ぶのに要した時間は計り知れません。しかし仕組みを知った今は他の人に同じ能力をつけさせるのにその10分の1の時間も使わないで教えることが出来るでしょう。
せっかく都会から様々な技能を持って就農してきた仲間たちです、パソコンに限らずいろいろな技術をシェアしていけたらと思います。
同感です♪