堆肥納入 今年は4種

出荷のない無人の予冷庫で堆肥引き渡し。今年から入った110馬力のトラクターで100袋ずつ搬送。
出荷のない無人の予冷庫で堆肥引き渡し。今年から入った110馬力のトラクターで100袋ずつ搬送。

今日は堆肥の納品が相次ぎました。
主力となるホーネンアグリさんに特注してあるペレット堆肥。
有機汚泥使ってるのでJAS有機には使えないませんが、ある意味環境に優しいやつです。
このペレット15kgを600袋。炭素率16。
農協の予冷庫をお借りして荷受け、今年からの110馬力のトラクターに100袋づつ積んで圃場に配りました。
お値段はするけど、効率よく撒きたいメインとなる化成肥料区の土作り用です。

7tダンプで納品されたのは長野市のダイシンさんの酵素堆肥。炭素率14。
価格的には安いのだけど、酵素を噴霧しているので水分と粘土が高く、肥料散布機で撒くのが難儀。
安いので量は使えるので、畑作りがあまり急がない、しかもなるべく効率よく撒ける畑用。

7tダンプで来るため堆肥をおろす畑の選定とその圃場状態が重要。春先は晴れの日続かないと納品無理。



この他に2種堆肥を使っています。

すでに納品されてる。ジャパンバイオファームさんのブロフ堆肥は有機栽培圃場用。炭素率23。
堆肥としては一番いいが、撒きにくいのと、市場向け慣行栽培にはオーバースペック。

最後が、地元の堆肥センター(八千穂有機)の堆肥。これが一番安くて地元産で使うべき堆肥。炭素率も20ほど。
ただ、バークと牛糞がこなれてない感じで炭素率20といっても、実際には温度上昇期の降雨時には牛糞の窒素がドカ効きして、
あとには硬い木片が残る感じ。適切な使い方が難しいので、地元の有機農家も手を出していません。
有機なら使えてトウモロコシくらいか。
これは堆肥センターの散布車で撒いてくれるのだけど、どんなに薄く撒いても反2トン入っちゃう。
あさひや農場では秋に堆肥を入れて翌夏後半収穫の圃場5反ほどで使っています。
なんたって堆肥センターが圃場のすぐそば。

堆肥に限らないことですが、堆肥に良い悪いなく、ただ、どう使うだけ、どう利用するかだけ。



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