仕事ができる人は農作業もできる
本日は古くからの定期便のお客様の小嶋さんの「母ちゃん」が急遽「農業の勉強がしたいから農作業させて欲しい」と農場に応援に来ていただいた。
折も折、農作業が遅れてる上に妻の千晴が肺炎でぶっ倒れたので有り難い事この上ない。
とは言え状況が状況なので1泊希望の所、日帰りでお願いしさせていただく。
その代わり旦那さんも一緒に駆けつけてくれる。
聞けば3反の畑を借りたそうである。
3反=約3000平方メートル。。。ってもう家庭菜園の規模ではない。。。
「コレは下手に農業のことを教えてしまうと。。。お客さん転じてライバルに。。。」と、
少しでも農業を嫌いになって頂くためにひたすら農作業していただくことに。
ズッキーニとピーマン、カラーピーマン、万願寺とうがらしを一気に植えて頂く。
ピーマンなどは支柱までずらっと立てて頂き網まで貼って頂く。
なんか小嶋さん夫婦は共働きで仕事慣れしてるのか、気持ちいくらいに手早く仕事を熟してくれる。
私が段取りして仕事の枠組みを作っておくと、仕事の中身をドンドン埋めてくれるのだけど、
その埋め方も普通なら私があれこれ「ここは下からえぐり取るように打ちぬくのがが楽」とか「壁にペンキを塗るように手首をしなやかに上下させたほうが仕事が綺麗」とか色々口を挟んでしまうのだが、この夫婦にはその隙がない!
物を動かしたり並べたり運んだりという仕事の基本動作の塊である農作業は、
普段他の仕事で要領よくてきぱき働ける人ならいつでも対応できるものなんだなとしみじみ思う。
あさひや農場では普段夫婦だけで働いているので、自分の畑で人の仕事の身のこなしに触れる機会はなかなか無いのです。
そういうわけで非常に勉強になりました。
ピーマンを植えて支柱とネットまで設置していただいた小嶋さん「かあちゃん」
どこで手に入れたのか「KOMATSU]のツナギ愛用
私の場合ほとんど夫婦でやってきたのでこちらの経験値も足りずといった感じです^^;
痛く同感しますね!
僕のところにも研修生や援農ボランティアさんが来てくれますが、何から何まで事細かに指示をしなければ動けない人や、少し指示を出しただけでできてしまう人いろいろですね。
多分、想像力の違いなのでしょうけれど、経験値が増えてくると向上してくるのかもしれませんね。