葉物蒔いて保護

2013年度最初の露地葉物播種を行いました。
週末の春の嵐の前に作った畝ですが雨でかなり叩かれてしまいました。
それを見越して播種を嵐の後に行ったのでちょうどよかったです。

種を撒いた後はローラーでよく鎮圧して防寒用の布をかけます。
この化学繊維で出来た布はとても暖かいんです。
NEC_1425普段は布をかけて、布をくいでとめるだけですが、この時期はしっかり土で裾を埋めてとめます。
これは保温性や耐風性を強化するためでもあるんですが、虫除けの意味もあります。
あさひや農場では普段は虫除けにネットなどを使わないのですが、
意外と春一番の葉物の発芽時が虫害が酷いのです。
この時期は虫も一斉に目覚めるし、畑にも他に食べ物がない、そして何しろ作物の生育も寒さで緩慢です。
そこに一斉に虫に来られると有機栽培も糞もなく、霜との二重攻撃で葉物の生存率が結構落ちるのです。

そういうわけで虫が飛来してきて入りにくいように裾を土で生めて止めるとめるわけですが、
そこで登場するのが今年から導入した「さくひき」です。
埋めるための溝はトラクターで耕すときに形成されるのですがこれを埋めるのは鍬による手作業で結構大変なんですよね。
この「さく引き」だとただ引っ張るだけできれいに土が乗ってくれます。

大きなトラクターや複雑な器具も素敵だとは思いますが、
目的は作業精度や効率アップなので、そういうのがこういった単純な器具で達成されると結構嬉しいものです。

今回、畑に蒔いた種は
ほうれん草2種・小松菜・蕪・からし菜になります。
他に昨日はキャベツとレタスを定植しました。

有機農場の野菜定期便再開は5月中下旬からとなります。
 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください