除草剤、有機で撒かない理由、慣行で撒く方法とかの一つ
肥料を撒いて耕しては畑にマルチを貼っています。
このマルチは土でマルチを抑えているのですが、この土にから生えてくる雑草が曲者です。
面積も多く、マルチフィルムと接する場所が置いので機械での除草は無理、草掻きなどの手農具でも難しいです。
ましてやカボチャやジャガイモなども輪作してきた有機圃場だと雑草の種も人一倍。
そこで堂々と登場するのが除草剤です。
昨今は有機農家でさえも「農薬は安全」と言い放つ時代ですが、
殺虫剤や殺菌剤は生物相の多様性がもたらす効果から「使わない理由」を定義できたりしますが、
雑草に関しては、一部の雑草容認農家を除き、汗をかいての努力と根性の除草作業から太陽熱を使ったりいろんな創意工夫を駆使して結局「草のない畑」を目指しているので、
「安全な除草剤」を使わない合理的な殆どないのですが、
有機というマーケティング及び法的な理由と「作業者のモチベーション」という精神的な理由から除草剤も使わないものです。
私自身もほとんど最終的には「農薬は使ったら負け」くらいのほとんど意地みたいなところで無農薬を貫いていたような気がします。
慣行農業に転換した今では、除草剤の使用に考慮されるのは農薬取締法と効果とコストになります。
今回、除草剤を使用する畑はリーフレタスと玉レタス、白菜です。
白菜には昨年「コンボラル」という除草剤を使いました。
このコンボラルはリーフグリーン、玉レタスには使えません。
農薬にはそれぞれ法律で適用対象が決められているのです。 その分、変に正義を語るよりも、絶対的に信用してもらえる自信はあるものです。
玉レタスだと「553乳剤」という除草剤が使えるのですが、これはリーフレタスが適応対象外。
そこで「トレファサイド」を使います。
このコンボラルとトレファノサイドは成分はほぼ同じなのですが白菜には使えてリーフレタスには使えないのです。
白菜と玉レタスとリーフレタスの大きな違いは収獲までの日数です。
おそらくコンボラルとトレファノサイドの添加されてる何らかの成分の違いが、
白菜なら大丈夫だけどリーフレタスだと収獲まで日数少なくて残留する可能性がで出るという理由で、
コンボラルは駄目だけどトレファノサイドはリーフレタスには適応できるとなったのでしょう。
(もしくは農薬会社の資金量の差とか大人の事情で)
そんな違いを農家はしっかり確認しながら農家は農薬を撒きます。
また、このメンドクサさが多品目有機農業で農薬を使わない理由でもあります。
少なくとも私の紹介する有機農家は何十種類もの野菜に関わる農薬を使い分けることができるほど頭が良くないので、
そこは信用して貰って良いです。
おすすめ有機農場 – あさひや農場
手動の散粒機を使って微粒の粒剤を畑にまいていきます。
撒いた直後の本日に降った雨で粒剤から成分が溶けだし土壌に除草剤の膜を貼ります。
この膜に触れた雑草は発芽が抑制され、撒いた5日後に定植する苗には除草剤の影響がないという仕組みです。
もちろん除草剤を撒かないに越したことはありません。
あさひや農場でも有機技術で草を抑えてきた畑はあり、
そこは除草剤を撒いてないので雨が上がり次第、まずはそこから定植していきます。
農薬にはそれぞれ法律で適用対象が決められているのです。 その分、変に正義を語るよりも、絶対的に使用してもらえる自信はあるものです。
法律がといいますがご自分で成分分析できますか?根拠はなんですか。
もちろん当たり前ですが農薬の成分分析など個人でできませんし、しません。同様にすべての肥料・資材、それが有機であろうが化学肥料であろうが成分分析はしておりません。
土壌分析や委託での農産物の成分分析、農薬検査などは行っていますが、それぞれの検査試薬などの成分分析なども行っておりません。
法律で決められてる適用対象の根拠などはメーカもしくは食品安全委員会などに問い合わせください。
すんごい!!!!!!!!同意!!!!!!!!!!
すんごい!!!!!!!!感謝です!!!!!!!!!!