本日、2017年度の初出荷。

1週間限定ですがリーフレタスからの出荷です。

農協出荷でのリーフレタス取り組みは初めてなので先輩農家さんの指導を受けつつのテスト出荷。

1箱15個入り20箱を4人での1時間の出荷作業でした。

おそらく佐久穂町では1番乗りの出荷です。

冬に大風で屋根がぶっ飛んだハウスでの収獲


価格は「安値」で市況は一箱500円~800円とのこと。

大雑把に箱代+送料の固定費約350円+各種手数料約13%などの販売費を控除すると、

800円の場合、一箱約300円で一株約20円

500円の場合は固定費350円がモロに効いて一箱60円で一株約4円と相成ります。

一箱60円を20箱で1200円を4人で割ると時給300円と言いたいところですが、

まず種代が一粒1.5円とかしますし、

農薬代は掛からないにしてもマルチ代、防寒資材代含めると人件費どころか完全に赤字です。

「これでは農家は成り立たない!この農家搾取のシステムを是正しない限りは日本の農業は!!」

とか白々しいことを言うつもりはありません。

皆さんも農家のそういうのに共感しないように!

楽な時期には誰だって野菜は作りやすく、価格は下る。

GWに高速に乗って渋滞にハマるのと一緒。

これは分かりきったことであり、いちいち嘆くほうが無駄。

そもそもこの時期は無農薬でもできるくらい馬鹿でも簡単にレタスが作れる時期なので安いのは当然なのです。

私自身、新規就農して2年目くらいに農協に呼ばれて

「無農薬で農業やるんもいいけど、理想だけでは食べていけないだろ。この時期なら無農薬でサニーレタスとかできるから農協に出荷してみないか!」と誘われました。

私自身、新規就農して有機無農薬宅配で頑張ろうと燃えてた矢先でしたが、

地元の農協から誘われたのであれば、儲け云々より、理想としてはやはり地元に協力はしたい。と思ってたのですが、

その場で農協出荷にかかる経費と平均単価を聞いた時点で、

「農協に出荷するのもいいけど、理想だけでは食えないので余裕ができたら農協に出荷してみたい」とやんわりお断りしてたのです。

その当時、同じ無農薬でも自分で出荷すれば送料別で1株150円から200円で野菜セットに入れさせて頂いてたのです。

しかも農協出荷と違って大きさとか揃いとかも気にしないで、とにかく有機無農薬で採れたてを送ってたわけです。

農協に50個出すより自分で1個売ったほうが楽だし儲かるのです。

それでも尚、それから18~9年後にかつてお断りした農協出しするのはなぜか?

それはやらない理由よりやる理由のほうが圧倒的に多かったからですが、それはまた別の機会に。

取り敢えずはあと4日ほどで写真ハウス内と外の圃場に広がるリーフレタスを出荷し、来週からは玉レタス、月末からは白菜と品目は主役へと移行します。

ただいずれにしろ、数年内にこの春1番のリーフレタスは見切りをつけ、ほうれん草などにバトンタッチしていこうと思っています。

 

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