提携型農家の環境保全型農業直接支払い勉強会

環境保全型農業直接支援対策として、私たちのような小規模の少量多品目生産型の有機農家にも交付金が支払われることになりました。この制度を活用していくための情報交換会をスカイプ上にて行いますので、ご参加いただきますようよろしくお願いします。当日は主に長野県のエコファーマーの資料に基づいて行いますが他県の方のご参加もお待ちしております。

1、環境保全型農業直接支援対策と提携型有機農家

この事業自体は全国レベルの国の事業であり、実際の運用を各県や市町村で行います。環境保全型農業を行うものに対し1反あたり国から最大で4000円、各自治体から4000円が交付されます。この中には私たちのような非JAS有機少量多品目生産型の有機農家も含まれる点が私たちに関係のあるところです。

特に従来取りにくかった「エコファーマー」だけではなく「有機農業」という枠組みが利用でき、その有機農業の枠組がJAS有機によって制限されていないところにポイントがあります。

また、長野県に関して言えば新規就農者にありがちなやむをえず農業委員会を通してない耕作に対しても配慮があり、今まで私たちたが有機農研などを通して訴えてきたことがそのまま残っているのです。

この環境直接支払いには行政が少量多品目生産型の有機農業が多数を占める「有機農業の実態」にはじめて事業として配慮した物と考えていいでしょう。

今まで私たちが投げてきたボールをようやく返してくれたのです。

そういった意味で、手続きの面倒やら交付金の額などはともかく、私たちは行政が投げたボールを受け取るべきだと考えます。予算として、数字として行政の帳簿に私たちの数を計上していくことはとても重要なことと考えます。

ぜひこの制度を活用していきましょう。

2、制度に関する書類。ご活用ください。

エコファーマー制度以外は全件共通の環境保全型農業関連情報のダウンロード先です。

資料1 対策の概要

資料2 エコファーマー制度について(エコファーマーを取って申請する場合に必要です)

資料3 実施計画書関係(計画を書きこみ提出する書類です)

  • 実施計画書兼確認依頼書(個人・法人・集落営農(共同販売経理)用) ※A3に設定の上、印刷して下さい。

(参考様式第6-1号)(PDF:127KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:245KB)

記載例(PDF:192KB)

  • 持続農業法第4条第1項の認定に係る特例措置の適用について (エコファーマー制度をとらずに、もしくはエコファーマー制度の対象外作物で有機栽培で申請する場合に必要です)

(参考様式第1号)(PDF:168KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:36KB)

資料4 交付申請書関係(交付金の申請書類です)

  • 環境保全型農業直接支払交付金交付申請書

(参考様式第7号)(PDF:199KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:150KB)

資料5 実施状況報告書関係(報告書です)

  • 生産記録 ※A3に設定の上、印刷して下さい。

(参考様式第8号)(PDF:164KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:176KB)

記載例(PDF:195KB)

  • 生産記録(ほ場情報の総括表)

(参考様式第8号)(PDF:134KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:48KB)

記載例(PDF:109KB)

  • 環境保全型農業直接支払交付金に係る実施状況報告書

(参考様式第9号)(PDF:134KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:40KB)

  • 環境保全型農業直接支払交付金の交付要件に係る取組の実施に関する報告書

(参考様式第10号)(PDF:108KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:36KB)

  • 環境と調和のとれた農業生産活動規範点検シート(作物の生産)

(参考様式第11号)(PDF:150KB) 作業用エクセルファイル(エクセル:42KB)

資料6 エコファーマー申請用紙(長野県のエコファーマーの申請用紙です。)

3、提携型有機農家の環境直接支払いスカイプ勉強会

主催:長野有機農研穀物野菜部会 関谷

内容

1.制度概要読みくだき

参加者が分担して資料を読んできて、読みくだき、疑問点などピックアップしていきます。

参加申込後に紹介するグーグルドキュメントで担当する資料を選択の上、当日までに読んできてください。

 

2.自分たちにあった利用方法の検討

少量多品目生産型の有機農家が当制度をどのように利用するかがまず問題になります。

主に二つのやり方があります

A.有機農業枠を利用(エコダーマー特認)

・JAS有機を取得していなくてもJAS有機で定めるような有機農業をしている場合、エコファーマー認証を取得する必要がありません。

・各作物ごとに実施計画がだせます。

・1年毎に更新です。

B.エコファーマー枠を利用

・エコファーマーの認証を受ける必要があります。

・エコファーマーの認証を受けた作物だけが対象です(対象外は有機農業枠で実施することが可能)

・5年米更新です。

・エコファーマーの特典がつきます。

この二つのどちらで行くのがいいのかは検討の価値があります。

 

3.書類作成状の疑問点など洗い出し

行政にまとめて質問していくポイントなどを書きだしていきます。

 

終了後、希望者のみで30分くらい懇談会しましょう。

 

日時:希望者は下記の日程に参加可能日不可日をご記入ください。その後決めます。

スケジュールツール とんとん 勉強会ページ

(開催日候補がまちまちでごめんなさい)

会場:スカイプでおこないます。当日までに準備お願いします。申込書にスカイプIDおねがいします。

持ち物:環境直接支払い資料1~6 資料1と担当資料を前もって読んでおいてください。

申し込み:下記よりお願いします5月15日まで。(それ以降も可能ですが、日程はこの日までに決めます)

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

皆様のご参加お待ちしております。

 

 

 

 

 


提携型農家の環境保全型農業直接支払い勉強会” に対して2件のコメントがあります。

  1. あさひや より:

    現在、県内外から6名の方の参加が申し込まれています。長野県佐久市の説明会が20日ということなのでそれ以降を予定しております。引き続きもう仕込み受け付けておりますのでよろしくお願いします。

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